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欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い値動きか、ドル買戻しも材料難で


10日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い値動きを予想する。前週末の米雇用統計後に大きく売り込まれた反動で、買戻し中心となる見通し。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言以外は買い材料が乏しく、戻りは小幅にとどまりそうだ。


7日に発表された雇用統計で、失業率の低下と平均時給の上昇はFRBの金融引き締めを後押しする材料に。ただ、米長期金利の低下でドル売りに振れ、日本の為替介入への警戒感で円買いが強まった。ユーロ・ドルは1.0870ドル台から1.0930ドル台に浮上し、ドル・円はいったん下落後に143円40銭台に戻したが、142円20銭台に軟化した。週明けアジア市場は米長期金利の持ち直しを背景に、ドル・円は143円を目指し上昇基調に振れた。

この後の海外市場は、中国経済の先行きが注目され、本日発表されたインフレ指標が材料視されるだろう。中国政府の経済対策が期待されるものの、デフレへの警戒から円買いが主要通貨を下押ししよう。一方、7日の雇用統計が改めて消化され、今月25-26日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け利上げ再開の思惑からドル買いに振れやすい。ただ、12日の消費者物価指数(CPI)を見極めるムードが広がり、戻り待ちの売りに押されるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・23:00 米・5月卸売在庫改定値(前月比予想:-0.1%、速報値:-0.1%)
・23:00 バー米FRB副議長(銀行監督担当)討論会参加(銀行監督・規制関連)
・24:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁討論会参加(インフレ関連)
・24:00 メスター米クリーブランド連銀総裁オンライン講演(経済と政策見通し)
・01:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁会話会参加(米国とアトランタ地区経済)
・04:00 米・5月消費者信用残高(予想:+205.00億ドル、4月:+230.10億ドル)

《CS》

 提供:フィスコ

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