富士通とパナソニックが逆行高、ソシオネクス株売却による利益貢献を織り込む
富士通<6702>とパナソニック ホールディングス<6752>が逆行高となっている。5日の取引終了後、ソシオネクスト<6526>が海外向けの株式売り出しを決議したと発表した。これを受け、日本政策投資銀行と富士通、パナHDはそれぞれ保有する全株式を売却する。ソシオネクスの5日終値は2万1950円と、昨年10月の上場時の公開価格3650円を大きく上回っている。同社株は6日、需給悪化の懸念から売り注文が殺到しているものの、富士通とパナHDに対しては、売却益の計上と利益の上振れを見込んだ買いが入ったようだ。
出所:MINKABU PRESS
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