放電精密が大幅反落、第1四半期は営業赤字継続
放電精密加工研究所<6469>が大幅反落している。4日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高28億5800万円(前年同期比3.0%減)、営業損益1900万円の赤字(前年同期6800万円の赤字)、最終損益1700万円の赤字(同3700万円の赤字)となり、赤字継続が嫌気されている。
放電加工・表面処理事業で航空・宇宙関連の航空機エンジン部品及び環境・エネルギー関連の産業用ガスタービン部品や遠心圧縮機関連部品の受注が回復したほか、金型事業で住宅関連のアルミ押出用金型で価格改定による効果が見られたものの、半導体不足による自動車業界の在庫調整の影響を受けてセラミックスハニカム押出用金型の受注が減少したことや機械設備関連の売り上げが減少したことが響いた。ただ、一部アイテムの価格転嫁やコスト削減を進めたことで、赤字幅は縮小した。
なお、24年2月期通期業績予想は、売上高124億3300万円(前期比6.5%増)、営業利益1億2200万円(前期3億1100万円の赤字)、最終利益5900万円(同12億8800万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
放電加工・表面処理事業で航空・宇宙関連の航空機エンジン部品及び環境・エネルギー関連の産業用ガスタービン部品や遠心圧縮機関連部品の受注が回復したほか、金型事業で住宅関連のアルミ押出用金型で価格改定による効果が見られたものの、半導体不足による自動車業界の在庫調整の影響を受けてセラミックスハニカム押出用金型の受注が減少したことや機械設備関連の売り上げが減少したことが響いた。ただ、一部アイテムの価格転嫁やコスト削減を進めたことで、赤字幅は縮小した。
なお、24年2月期通期業績予想は、売上高124億3300万円(前期比6.5%増)、営業利益1億2200万円(前期3億1100万円の赤字)、最終利益5900万円(同12億8800万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS