川口化は3日続伸、上期営業利益は31%営業減益も従来予想を上回る
川口化学工業<4361>は3日続伸している。3日の取引終了後に発表した第2四半期累計(22年12月~23年5月)連結決算で、営業利益は1億5600万円(前年同期比30.9%減)と大幅減益だったものの、従来予想の1億2000万円を上回って着地したことが好感されている。
ゴム薬品の販売は、自動車関連を中心に国内外の顧客における在庫調整と中国市場の低迷の影響を受けて販売数量は前年同期を下回ったが、価格改定の効果もあって売上高は42億600万円(同6.6%増)と増収を確保した。原材料価格やエネルギー価格の高止まりが利益を圧迫したものの、全社規模でのコストダウンに加え、顧客からの増産対応要請や新規の需要に臨機応変に対応して効率生産を行ったことが利益にプラスに働いた。
なお、23年11月期通期業績予想は、売上高90億円(前期比7.5%増)、営業利益2億5000万円(同14.9%減)、純利益1億8000万円(同17.8%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
ゴム薬品の販売は、自動車関連を中心に国内外の顧客における在庫調整と中国市場の低迷の影響を受けて販売数量は前年同期を下回ったが、価格改定の効果もあって売上高は42億600万円(同6.6%増)と増収を確保した。原材料価格やエネルギー価格の高止まりが利益を圧迫したものの、全社規模でのコストダウンに加え、顧客からの増産対応要請や新規の需要に臨機応変に対応して効率生産を行ったことが利益にプラスに働いた。
なお、23年11月期通期業績予想は、売上高90億円(前期比7.5%増)、営業利益2億5000万円(同14.9%減)、純利益1億8000万円(同17.8%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS