<注目銘柄>=日金属、自動車生産回復で超低PBR修正本番へ
日本金属<5491>の戻り相場についてみたい。自動車向けなどを主力とする圧延専業メーカーだが、自動車生産の回復を背景に収益環境の風向きが変わってきた。ステンレス加工に強みを持っており、強度・軽量化のニーズに対応した高付加価値製品などの需要獲得に期待が大きい。海外では経済成長著しいインド向けステンレス帯鋼などの拡販を進めている。業績は23年3月期に続き24年3月期も減益見通しにあるが、この間もトップラインの拡大基調に変わりはなく、25年3月期は利益も2ケタ伸長で切り返す公算大だ。
株価は上げ足を強めているが、最大のポイントはPBRが0.2倍台という極めて低水準にあること。前期に5円復配を果たし、今期は倍増の10円配を計画するなかで、今後も見直し買いが想定される。株価は1000円大台ラインを通過点に4ケタ台を地相場とする強調トレンドを継続しそうだ。(桂)
出所:MINKABU PRESS
株価は上げ足を強めているが、最大のポイントはPBRが0.2倍台という極めて低水準にあること。前期に5円復配を果たし、今期は倍増の10円配を計画するなかで、今後も見直し買いが想定される。株価は1000円大台ラインを通過点に4ケタ台を地相場とする強調トレンドを継続しそうだ。(桂)
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