村田製が上値指向鮮明、米アップルの時価総額3兆ドル超えが株価刺激材料に
村田製作所<6981>が4日続伸、6月中旬から調整トレンドにあったが、前週は75日移動平均線を足場に戻り波動に転換、きょうも目先筋の売りをこなし強調展開を続けている。米国株市場ではスマートフォン大手のアップル<AAPL>が上場来高値を更新し、ついに時価総額が終値で初めて3兆ドルを上回った。米金利上昇局面でもナスダック総合株価指数の動きに反映されるようにハイテク系グロース株は強い動きで、同社株はその象徴となっている。6月には新製品のゴーグル型端末「Apple Vision Pro」を発表し、世界の耳目を集めた。村田製はセラミックコンデンサーでの圧倒的な実力を背景に、アップルのトップサプライヤーとして存在感を示しており、足もとアップル株の上昇で刺激を受けている。
出所:MINKABU PRESS
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