明治HDなど食品株が逆行高、5月国内CPIでの食料価格上昇をハヤす
明治ホールディングス<2269>や日清製粉グループ本社<2002>、ヤクルト本社<2267>など食品株の一角が逆行高となっている。総務省が23日発表した5月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアが前年同月比3.2%の上昇となった。伸び率は4月の3.4%から鈍化したものの、高止まりの状況が続き、市場予想も上回った。内訳をみると生鮮食品を除く食料の上昇率が9.2%と、記録的な上昇幅となった。食品各社からは商品価格の値上げの発表が相次いでいたが、改めて値上げによる収益押し上げ効果が意識されたとみられている。
全体相場が頭打ちとなるなかで、景気動向に左右されにくいディフェンシブセクターとして資金を振り向ける動きも株価の支えとなったようだ。宝ホールディングス<2531>や東洋精糖<2107>、亀田製菓<2220>なども堅調に推移している。
出所:MINKABU PRESS
全体相場が頭打ちとなるなかで、景気動向に左右されにくいディフェンシブセクターとして資金を振り向ける動きも株価の支えとなったようだ。宝ホールディングス<2531>や東洋精糖<2107>、亀田製菓<2220>なども堅調に推移している。
出所:MINKABU PRESS