信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

9564 FCE

東証S
972円
前日比
-1
-0.10%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.9 3.15 1.44
時価総額 106億円
比較される銘柄
インソース, 
MSOL, 
Schoo

銘柄ニュース

戻る
 

FCE Research Memo(2):DX推進、教育研修、その他の3事業を展開


■会社概要

1. 会社概要
FCE Holdings<9564>は、RPA製品を開発・提供するDX推進事業、世界的ベストセラーのビジネス書「7つの習慣」を基盤とした教育研修事業、その他事業の3事業を手がけている。DX推進事業では、純国産RPAソフトウェア「Robo-Pat DX」を、コンサルティングサービスを付けて販売している。教育研修事業では、「7つの習慣」のライセンスを受け、学校法人や学習塾向けに「7つの習慣J」という授業プログラムやテキスト、企業向けにeラーニングや研修、コンサルティングなどを提供している。その他事業では、ビジネス書の出版などを行っている。同社グループは、持株会社であるFCE Holdingsと事業子会社5社で構成され、サービス区分として人財育成コンサルティング、DX推進コンサルティング、その他の3つのサービスを提供している。同社は、人口減少というリスクにさらされている日本企業に対して、「『人』×『Tech』で、人的資本の最大化に貢献する」ことをミッションとしている。

2. 沿革
同社は2004年2月、ビジネス書「7つの習慣」の考え方を生かして日本の子どもたちの主体性・自律性などを育むことを目的に、(株)C&I Holdings(旧(株)ベンチャー・リンク)の100%子会社(株)FCエデュケーション(現(株)FCEエデュケーション)として設立された。その後2012年にMEBO※によってC&I Holdingsから独立、2013年にはフォーサイト手帳事業、2015年にはDX推進事業を開始した。2017年4月に株式移転により持株会社制に移行した後も、「Robo-Pat DX」の提供やeラーニング事業(Smart Boarding)の開始、企業や団体との提携・連携の推進など、積極経営を背景に成長を続けている。2022年10月には、東京証券取引所スタンダード市場に上場した。

※MEBO(Management Employee Buyout):企業の経営陣と従業員が一体となり、金融投資家と共同して当該企業を買収する取引。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《SI》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均