新興市場銘柄ダイジェスト:AnyMindは大幅に3日続伸、ピアズが一時ストップ高
<4374> ロボペイ 1823 +74
大幅に4日続伸。請求・債権管理クラウド「請求管理ロボ」の請求書発行件数が1社単月で10万件を突破したと発表している。同クラウドは、請求・集金・消込・催促などの作業を自動化し、請求業務を削減するサービス。インボイス制度などの法対応をきっかけに自社の基幹システムの保守・開発コストの見直しをする企業が少なくない中、大量処理が可能で耐久性の高い外部ソリューション・SaaSが選ばれているという。
<5027> AnyMind 1015 +80
大幅に3日続伸。パナソニックホールディングス<6752>傘下のパナソニックの海外販売会社であるパナソニックマレーシアとマレーシアでのECディストリビューション契約を締結したと発表している。AnyMind Groupは高品質な日本の製品を紹介するマレーシア国内ユーザー向けECサイトを立ち上げている。インフルエンサーマーケティングプラットフォームなどを活用し、マレーシアでのパナソニック製品の価値最大化を図るとしている。
デコルテHD 760 -39
年初来安値。23年9月期の営業利益予想を従来の12.33億円から9.45億円(前期実績13.77億円)に下方修正している。新型コロナウイルスの影響で受注積み上げの初動(22年12月-23年1月)に遅れがあったほか、高単価ながら所要時間の長い撮影が増加したことによる稼働率の低下、中低価格帯の撮影件数の減少、婚姻組数の回復のタイムラグによる顧客数の減少などが響き、3月以降の撮影件数が減少したという。
<7066> ピアズ 2571 +240
一時ストップ高。7月20日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることが目的。併せて定款を一部変更し、発行可能株式数を1574万4000株から3148万8000株に引き上げる。16日に凸版印刷<7911>の音声翻訳ソリューションサービスにオンライン接客システムを提供すると発表したことも引き続き買い材料視されているようだ。
<5035> HOUSEI 700 +40
大幅に3日続伸。AI顔認証端末「WelcomID」を活用したオフィスセキュリティに特化したサービス「入退室管理ソリューション」の提供を開始したと発表している。ICカード/テンキー解錠、AI顔認証解錠、防犯監視システム、データ記録/管理の4つの技術を駆使し、入退室管理のセキュリティをコントロールする。ゴルフ場や宿泊施設、貸会議室、コワーキングスペースなど幅広い業態での使用を想定しているという。
<6193> バーチャレク 1262 +23
大幅に続伸。グループ会社のバーチャレクス・コンサルティング(東京都港区)が東京電力ホールディングス<9501>傘下の東京電力エナジーパートナー(東京都中央区)にマザーセンターモデルの構築・運用の支援サービスを提供していると発表している。マザーセンターモデルは、大規模コンタクトセンターを持つ企業に企画機能を有した受電チームを設け、企画系部門などと一体化して企画立案から全体展開までを行うアプローチ。
《ST》
提供:フィスコ