東京製鉄が軟調、7月鋼材価格引き下げが電炉株の重荷に
東京製鐵<5423>が続落した。同社は19日、7月契約分の鋼材価格を発表した。中国の需要停滞感が強く、日本国内での建材品種では中小案件が盛り上がりを欠き、流通在庫の荷動きに緩慢さがあるなどとしたうえで、需給状況を勘案し、熱延鋼板や酸洗コイル、異形棒鋼などの値下げを実施するとした。一部建材価格の値下げによる業績への悪影響が意識されたようだ。
鋼材市況の先行きに対する懸念は電炉株の重荷となり、大阪製鐵<5449>や共英製鋼<5440>、中山製鋼所<5408>が安く、合同製鐵<5410>や大和工業<5444>も冴えない。東証の業種別指数で鉄鋼は下落率で上位に入っている。
出所:MINKABU PRESS
鋼材市況の先行きに対する懸念は電炉株の重荷となり、大阪製鐵<5449>や共英製鋼<5440>、中山製鋼所<5408>が安く、合同製鐵<5410>や大和工業<5444>も冴えない。東証の業種別指数で鉄鋼は下落率で上位に入っている。
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