Abalance---VSUN、米国に太陽光パネル製造の新工場建設を検討開始、候補地を視察
Abalance<3856>は5月31日、子会社のVSUN(本社:ベトナム)が、米国にて太陽光パネル製造の新工場建設に係る米国市場への直接投資を視野に、具体的な検討を開始し工場建設候補地の視察を行ったことを発表。
VSUNは、太陽光パネル製造事業を展開し、ベトナムのバクザン省とバクニン省に、パネル製造工場を有し、パネル生産能力を拡張している。欧米市場のパネル需要は拡大基調が継続している。同社は、VSUNの生産能力向上を重要な経営課題の一つと位置付けており、ベトナム以外でのパネル製造工場の候補地を調査・検討してきた。
米国市場は、今後10年間に太陽光発電容量が570GW以上増加し、2033年には700GWに達すると見込まれている。同社は、競争優位性を早期に確保すべく、米国市場へのパネル生産工場に係る新設計画を具体的に検討していく。米国政府当局も近年米国製(内製化)について積極的に推奨し、米国での 太陽光パネル製造も積極的にバックアップする姿勢を示している。
具体的なスケジュール、工場建設の場所、建設資金等は検討 過程にあるため、決定次第、速やかに公表するとしている。
《YI》
提供:フィスコ