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今日の為替市場ポイント:米追加利上げを警戒してドルは下げ渋る可能性


16日のドル・円は、東京市場では136円12銭から135円75銭まで下落。欧米市場では135円69銭まで売られた後、一時136円68銭まで反発し、136円39銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に136円台で推移か。米追加利上げの可能性は残されていることから、ドルは下げ渋る可能性がある。

16日の米国債市場で債券利回りは総じて上昇。この日発表された4月米小売売上高は前月比+0.4%と、伸び率は市場予想を下回ったものの、基調的には良好だった。また、クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、「物価上昇が根強いことを踏まえると米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を一定期間、安定させることができる段階にあるとは考えていない」と表明し、追加利上げの可能性があることを示唆した。

債券市場参加者の間からは「米金融当局は年内に利下げを開始する計画はないことを重ねて主張しているが、株式市場はこの可能性をあまり織り込んでいないようだ」との声が聞かれている。16日の米国株式は、金融政策の行方や債務上限を巡る協議に対する不透明感を嫌気して下落したが、債務上限引き上げが実現しても追加利上げの可能性は残されており、株価指数を圧迫する要因がすみやかに除去される可能性は低いとみられる。

《CS》

 提供:フィスコ

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