ティア---2Qは増収、葬祭事業は増収増益に
ティア<2485>は11日、2023年9月期第2四半期(22年10月-23年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.2%増の73.20億円、営業利益が同7.7%減の8.15億円、経常利益が同7.4%減の8.11億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.4%減の5.43億円となった。
葬祭事業の売上高は前年同期比5.8%増の70.79億円、営業利益は同3.4%増の13.74億円となった。当第2四半期累計期間においては、「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、感染症の予防及び拡散防止対策を講じつつ、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等に取り組んだ。葬儀件数においては、既存店の件数が増加したのに加え、新たに開設した会館の稼働により、同4.0%増の7,663件となった。葬儀単価においては、祭壇売上、供花売上の単価は低下したものの、葬儀付帯品売上の単価は上昇し、前年同期比0.7%増となった。
フランチャイズ事業の売上高は前年同期比16.1%増の2.41億円、営業利益は同2.8%増の0.34億円となった。当第2四半期累計期間においては、FC会館が前年同期と比べ3店舗増加したことによりロイヤリティ売上が増加し、またFC会館への物品販売も増加した。経費面ではFC本部の強化を図るべく人材を増員した
2023年9月期通期については、売上高が前期比6.0%増の140.75億円、営業利益が同4.0%増の11.00億円、経常利益が同3.5%増の10.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.9%増の7.10億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ