東洋糖がS高カイ気配、100期記念配と特別配実施で今期65円増配・高配当利回りで関心
東洋精糖<2107>がストップ高の水準となる前日比150円高の1081円でカイ気配となっている。11日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、今期の業績予想を開示した。売上高は前期比5.7%増の160億円、最終利益は同2.2倍の10億3000万円を見込む。加えて、今期の年間配当を前期比65円増配の100円とする計画を示した。前日終値で計算した配当利回りは10%を上回ったこともあって、個人投資家の買い注文が集まったようだ。
今期の年間配当予想は普通配当の35円に、第100期を迎えることに伴う記念配当15円と、受取配当金の計上見込みに伴う特別配当50円を加えた水準。配当利回りは12日のストップ高の水準で計算すると、9.25%となる。
今期は国内の一般投資先から配当金7億5300万円を5月末に受領する予定で、23年4~6月期に営業外収益に計上する見通し。砂糖事業に関しては、コロナ禍の収束に伴う消費回復が見込まれる一方、代替甘味料の影響などを背景に消費量の大幅な回復は見込めない環境にあるとし、業務の効率化を進めて収益確保を図る。売上高と経常利益、最終利益の見通しは、これまで中期経営計画で示した水準を上回った。
出所:MINKABU PRESS
今期の年間配当予想は普通配当の35円に、第100期を迎えることに伴う記念配当15円と、受取配当金の計上見込みに伴う特別配当50円を加えた水準。配当利回りは12日のストップ高の水準で計算すると、9.25%となる。
今期は国内の一般投資先から配当金7億5300万円を5月末に受領する予定で、23年4~6月期に営業外収益に計上する見通し。砂糖事業に関しては、コロナ禍の収束に伴う消費回復が見込まれる一方、代替甘味料の影響などを背景に消費量の大幅な回復は見込めない環境にあるとし、業務の効率化を進めて収益確保を図る。売上高と経常利益、最終利益の見通しは、これまで中期経営計画で示した水準を上回った。
出所:MINKABU PRESS