外為サマリー:ドル買い材料乏しく一時134円40銭まで押される
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=134円52銭前後と前日の午後5時時点に比べて2銭程度のドル安・円高となっている。
11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円53銭前後と前日に比べて20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。この日に発表された米4月卸売物価指数(PPI)の前年比の伸びが市場予想を下回ったことを受けて一時133円70銭台に軟化したが、英ポンドやユーロに対するドル買いが波及するかたちで切り返した。
ただ、米債務上限問題を巡る不透明感や米金融システム不安などドルの買い手掛かりには乏しく、この日の東京市場のドル円相場は上値の重い展開となっている。前日に米長期金利が低下したことから日米金利差の縮小が意識されやすいこともあり、午前9時30分過ぎには134円40銭まで押される場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0922ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=146円92銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円53銭前後と前日に比べて20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。この日に発表された米4月卸売物価指数(PPI)の前年比の伸びが市場予想を下回ったことを受けて一時133円70銭台に軟化したが、英ポンドやユーロに対するドル買いが波及するかたちで切り返した。
ただ、米債務上限問題を巡る不透明感や米金融システム不安などドルの買い手掛かりには乏しく、この日の東京市場のドル円相場は上値の重い展開となっている。前日に米長期金利が低下したことから日米金利差の縮小が意識されやすいこともあり、午前9時30分過ぎには134円40銭まで押される場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0922ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=146円92銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS