貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8035 東京エレクトロン

東証P
23,135円
前日比
+885
+3.98%
PTS
23,170円
18:22 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.3 5.98 2.47 17.40
時価総額 109,112億円
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東エレクが続伸、上限2.1%の自社株買い実施が株価支援

 東京エレクトロン<8035>は続伸。11日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比36.4%減の3000億円を見込む。一方で、取得総数1000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.1%)、取得総額1200億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、株価の支援材料となったようだ。

 今期の売上高は同23.0%減の1兆7000億円を見込む。半導体メーカーの設備投資は先送りや抑制の傾向にあると指摘。一方で、今後の成長を見据えて、同社として過去最大となる約2000億円の研究開発投資を計画する。

 年間配当は320円を予定する。同社は4月1日付で1対3の株式分割を実施した。株式分割を考慮しないベースでは960円となる。また、前期の期末配当は従来の予想の731円から854円(いずれも創立60周年の記念配当200円を含む)に増額修正した。前期の年間配当は記念配当を含め1711円となる。自社株の取得期間は6月1日から12月31日までとする。

 23年3月期の売上高は前の期比10.2%増の2兆2090億2500万円、最終利益が同7.9%増の4715億8400万円だった。ロジック・ファウンドリー向け半導体に対して最先端から成熟世代まで広い範囲で投資が行われたことが追い風となった。メモリー向けは在庫調整に伴う投資の見直しがあったものの、年度を通じてみると高水準で推移し、半導体製造装置の市場が過去最大規模になったことが業績を押し上げた。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年05月12日 09時56分

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