OATアグリがS高、好調な農薬分野と円安で今期は一転増益・最高益更新の見通し
OATアグリオ<4979>がストップ高の水準となる前日比300円高の1650円に買われ、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、23年12月期の業績予想の上方修正を発表した。最終利益はこれまでの21億円から26億5000万円(前期比17.2%増)に見通しを引き上げた。減益予想から一転して増益計画となり、過去最高益を更新する見込みとなった。年間配当も従来の予想から5円増額の50円(前期比5円増配)に見通しを修正しており、好感されたようだ。
23年1~3月期において、農薬分野で主力製品の殺虫剤「オンコル」や「オリオン」が好調に推移した。グリーンプロダクツの殺ダニ剤「サフオイル」も堅調に推移し、海外市場で大きく売り上げを伸ばした。欧州の関連会社の好調な業績に加え、円安によるプラス効果もあり、業績予想に反映した。
出所:MINKABU PRESS
23年1~3月期において、農薬分野で主力製品の殺虫剤「オンコル」や「オリオン」が好調に推移した。グリーンプロダクツの殺ダニ剤「サフオイル」も堅調に推移し、海外市場で大きく売り上げを伸ばした。欧州の関連会社の好調な業績に加え、円安によるプラス効果もあり、業績予想に反映した。
出所:MINKABU PRESS