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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2929 ファーマフーズ

東証P
1,013円
前日比
-1
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PTS
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.8 2.84 1.97 1.81
時価総額 295億円
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ファーマF Research Memo(6):BtoC事業は「ニューモ(R)育毛剤」を主力に製品ラインナップを拡充


■ファーマフーズ<2929>の事業概要

2. BtoC事業
BtoC事業は「発明企業の通販事業」として、同社独自の機能性素材を配合した健康食品及び医薬部外品(「タマゴ基地(R)」ブランド)並びに化粧品(「フューチャーラボ」ブランド等)を販売している。販売形態は、通信販売形式による消費者への直接販売またはショッピング専門チャンネルへの卸売販売となる。また、2022年7月期第2四半期より明治薬品の新事業「リピート通販事業」を追加した。

主な製品としては、「iHA(R)」配合の膝関節用サプリメント「タマゴサミン(R)」や医薬部外品育毛・発毛促進剤「ニューモ(R)育毛剤」、化粧品では活性卵殻膜配合の化粧品クリーム「珠肌ランシェル(R)」「珠肌のうみつ(R)」や角質ピーリングゲル「デルマQII(R)」などがある。2021年2月には医薬品通販市場参入第1弾として第3類医薬品「ハスV(ファイブ)」の販売を開始した。

アイテム別では、育毛・発毛促進剤「ニューモ(R)育毛剤」が発売からわずか2年でヘアケア市場における売上No.1を達成するヒット商品となったことで、全体の収益に大きく寄与している。また、2022年7月期より販売を開始したまつ毛美容液「まつ毛デラックス WMOA」や薬用歯みがき「DRcula(キュラ)」シリーズなども成長している。今後も「ニューモ(R)育毛剤」を主力に製品ラインナップを拡充させる方針だ。

なお、BtoC事業の収益構造については、広告宣伝費と売上高の発生時期が異なる構造となっているため、注意が必要である。具体的には、広告宣伝費は新規顧客獲得時に計上するものの、売上高は定期コース継続中にわたって計上しているため、新規顧客獲得に注力すると一時的に費用が増加することになる。ただし、定期顧客基盤がもたらすリピート購入により、将来の利益獲得につながる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《YI》

 提供:フィスコ

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