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2929 ファーマフーズ

東証P
970円
前日比
+19
+2.00%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.5 2.42 2.58 2.21
時価総額 282億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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ファーマF Research Memo(5):主力製品「ファーマギャバ(R)」はGABA生産トップシェア(2)


■ファーマフーズ<2929>の事業概要

(8) モリンガ
「モリンガ」はスーパーフードとして知られており、古来よりインド医学のアーユルヴェーダで生薬として使用されている。抗老化作用があるという研究結果が得られており、食品・サプリメントでの採用・商品化が進んでいる。

(9) OEM・NB事業
OEM事業では、各種機能性素材の販売のほか、受託生産のOEMだけでなく機能性素材の開発で培ったエビデンスを生かしたOEM事業として、健康食品やサプリメント等の企画・販売を国内及び海外で進めている。

今後の方針としては、機能性原料販売から最終製品販売へシフトし、自社製品のOEM・NB事業を注力分野として拡大を目指す。2023年7月期には、同社NBブランド第1弾の新商品「明晰ラボ」を大手コンビニエンスストアで販売開始した。最高量200mgのGABAを配合しており、加齢に伴い低下すると言われている論理的思考力の維持が期待されている。このほかにも、第2弾として筋肉量の維持に役立つ「筋肉ラボ」や睡眠の質の改善に役立つ「快眠ドリンク」なども販売している。2023年3月には、ロングライフのヨーグルト・乳酸菌飲料の製造に強みを有するエルビーと資本業務提携した。機能性素材を活用した飲料等の共同開発などにより、大手コンビニエンスストアやドラッグストア向けを中心とするNB事業の拡大を目指す。

海外へのOEM事業については、北米や韓国での「ファーマギャバ(R)」の採用拡大に加えて、2022年12月にベトナムの大手薬局チェーン「ロンチャウ薬局」を有するFRT及びSCGとの3社で、ベトナムに健康食品製造工場の合弁会社を設立する覚書を締結した。ベトナムに健康食品製造工場を建設し、「ロンチャウ薬局」を通じて販売する予定だが、合弁会社設立・工場建設時期や出資比率などの詳細は今後調整するようだ。

(10) CMO事業
CMO事業では、明治薬品が製薬会社から医療用医薬品及びOTC医薬品の製造を受託している。国内ジェネリック業界は複数の企業で法令違反を原因とする業務停止処分が相次いだことから、同社への製造の引き合いが増加傾向にある。

(11) CHC事業
CHC事業では、明治薬品が自社ブランド製品をドラッグストア等流通企業向けに販売している。近年では越境EC代理店向けも成長している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《YI》

 提供:フィスコ

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