個人投資家・有限亭玉介:市場の話題株は強い!テーマ&割安株の中で光る株とは?【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年5月1日14時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
4月25日にスーパーマーケット国内首位であるイオン<8267>は、いなげや<8182>を連結子会社化すると発表しました。このニュースの発表後にいなげやの株価は急動意すると、翌日26日に株価は2000円の高値を付けましたな。イオンはいなげやの出資比率を51%まで引き上げる計画で、いなげやは上場廃止となる方向で話が進んでいるようです。
TOBが実施されるとしたら取得価格はいくらになるのか。。投資家の思惑が錯綜しているようですねぇ。いなげやのチャート(日足)は長らく保ち合いが続いており、このニュースと併せて下方修正も発表しておりました。ネガティブなニュースを掻き消す程の株価の急騰は、嬉しいサプライズとなったのではないでしょうか。
個々の銘柄に関して業績をチェックするのは当然ですが、経営方針の転換により株価が急変する事も想定しておきたいですな。マーケットでは一寸先は闇であり、天国でもあるのかもしれません。
大企業のみならず日本でもM&Aが積極的に行われるようになりました。一般的にそこまで知られていないグロース株など中小型株でも、TOBや資本業務提携により話題になる事がよくありますので情報収集を継続して行いましょう。さて、今回は市場で話題になった材料性などを持つ銘柄をチェックして参ります。
ウェブサイトの最適化診断ツール「ONIMARU」とChatGPTの連携を開始したと発表後に動意したプライム・ストラテジー<5250>は、4月13日の決算も好調です。今年2月の上場後から下落基調でしたが、底を打ってトレンド転換へ向かうか…と監視を強めています。GMOインターネットグループ<9449>との業務提携も好感されていますので相応に期待もしたいところなんですが、押し目をうまく狙ってみたい考えています。
こちらもDX関連のテーマ性を持つグッドパッチ<7351>です。企業向けにWebデザイン支援等を手掛ける同社は、4月21日にサイバーエージェント<4751>とDX領域での資本業務提携を発表しました。底値圏から200日移動平均線を上抜いており、監視中です。
マイナンバー関連として思惑のあるELEMENTS<5246>は、本人確認サービスを手掛けております。同社のグループ会社Liquidの「LIQUID eKYC」とサイバートラスト<4498>の「iTrust本人確認サービス」の連携が好感された模様です。今後は「スマホJPKI」による本人確認から、民間事業者との連携へサービス展開が期待されますねぇ。
直近で下値を切り上げているカルナバイオサイエンス<4572>は、4月17日付の株式新聞「先読み作戦指令室」で取り上げられると思惑買いが流入した模様。血液がん・がん免疫を対象疾患とするBTK阻害薬AS-1763、がん領域のAS-0141、がん以外では免疫・炎症疾患向けのAS-0871などの今後の進捗が気になるところです。
昨年11月に当記事で配信後から鮮やかな上昇トレンドを築いているワイエイシイHD<6298>は、パワー半導体関連として物色されております。業績も好調で24年3月期予想がどうなるか。5月11日の決算発表まで油断できませんねぇ。
最後はオイルシールメーカーのNOK<7240>です。PBR1倍割れの同社は4月19日に増配修正を発表すると急動意しました。また、NOKが主要株主であるイーグル工業<6486>も、同じくPBR1倍割れで思惑的に買われているようです。決算前後で何か動きがある可能性もあると見て、両社とも5月10日の決算発表を注視ですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》
提供:フィスコ