三菱UFJは後場下げ幅拡大、日銀が金融緩和策「1年から1年半程度かけ多角的にレビュー」
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が後場に下げ幅を拡大した。日銀はこの日まで開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めた。事前の報道通り、イールドカーブ・コントロールの修正は見送られた。一方、これまでの金融緩和策に関しては「わが国の経済・物価・金融の幅広い分野と、相互に関連し、影響を及ぼしてきた」とし、「金融政策運営について、1年から1年半程度の時間をかけて、多角的にレビューを行うこととした」と表明した。株式市場では、レビュー期間が長期にわたることから、日銀の緩和姿勢や低金利環境が継続するとの見方が台頭。銀行株に対しては、利ザヤへの楽観的な見方が後退したとの受け止めから、売りが膨らんだようだ。
三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>、りそなホールディングス<8308>も後場は軟調に推移している。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年04月28日 13時25分
三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>、りそなホールディングス<8308>も後場は軟調に推移している。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年04月28日 13時25分