トクヤマは続伸、24年3月期は販価修正の浸透進み営業利益2.1倍見込む
トクヤマ<4043>は続伸している。午前9時ごろに発表した24年3月期連結業績予想で、売上高3800億円(前期比8.0%増)、営業利益300億円(同2.1倍)、純利益220億円(同2.3倍)と大幅増益を見込むことが好感されている。半導体市場の減速の影響が見込まれる一方、化学品やセメントの販売価格修正の浸透が進むことが利益を押し上げる。また、原材料価格の上昇一服なども寄与する見通しだ。
23年3月期は売上高3517億9000万円(前の期比19.7%増)、営業利益143億3600万円(同41.6%減)、純利益93億6400万円(同66.6%減)だった。物流費及び原燃料などのコスト増加に加えて、塩ビモノマーの海外市況下落の影響で減益を余儀なくされた。
同時に、26年3月期を最終年度とする中期経営計画について、営業利益目標を従来予想の400億円から450億円へ引き上げた。有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について、主に定率法を採用していたが、定額法に変更したことが要因としている。
出所:MINKABU PRESS
23年3月期は売上高3517億9000万円(前の期比19.7%増)、営業利益143億3600万円(同41.6%減)、純利益93億6400万円(同66.6%減)だった。物流費及び原燃料などのコスト増加に加えて、塩ビモノマーの海外市況下落の影響で減益を余儀なくされた。
同時に、26年3月期を最終年度とする中期経営計画について、営業利益目標を従来予想の400億円から450億円へ引き上げた。有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について、主に定率法を採用していたが、定額法に変更したことが要因としている。
出所:MINKABU PRESS