テラプローブ Research Memo(8):年間配当金は想定以上で1株当たり54.0円の大幅増配
■株主還元策
テラプローブ<6627>の配当については、利益配当を含む株主還元を経営の最重要課題と位置付けている。一方、企業価値の向上に必要な事業基盤の強化のための設備投資や財務体質の健全性を実現しつつ、収益状況に応じて行うことを基本方針としている。2022年12月期以降の配当については、単体の当期純利益の30.0%程度の額を前提とし、決定するとしている。2022年12月期は、大幅な増収増益を達成したことから、配当総額は前期の154百万円から、337百万円増の491百万円となった。これによって、1株当たり配当額は、前期比37.0円増と大幅増となる54.0円となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石灰達夫)
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提供:フィスコ