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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9270 バリュエンス

東証G
740円
前日比
0
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
192 1.48 0.68 7.41
時価総額 100億円
比較される銘柄
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今週の「妙味株」一本釣り! ─ バリュエンス


●バリュエンス <9270>  【目標株価】3700円(21日終値1944円)

「ブランド品リユース事業にインバウンド回復期待」

 バリュエンスホールディングス <9270> [東証G]は4月6日に年初来安値をつけた後、戻りを試す展開となっている。同社はブランド品 をはじめとするリユース事業などを展開。ブランド品買い取りの「なんぼや」やヴィンテージショップ「ALLU」の運営に加え、オークション事業を手掛けている。季節要因から下期(3-8月)に業績が偏重する傾向にあるようだ。

 14日に発表した23年8月期第2四半期累計(22年9月~23年2月)の連結決算は、売上高が前年同期比28.8%増の336億2900万円、最終損益が1億5900万円の黒字(前年同期は4700万円の赤字)となった。大幅な増収、最終黒字への転換を達成したものの、通期の業績予想を見直し、今期の売上高の見通しを785億円から750億円(前期比18.3%増)、最終利益の予想を13億円から12億4000万円(同27.9%増)に引き下げている。

 売上高予想の下方修正の一因となったのは時計相場の下落に伴う仕入高の落ち込みだが、第2四半期累計期間中はコスト管理の徹底により利益の確保につなげたという。その時計相場は足もとで下げ止まり基調にあるようだ。今期の業績見通しにはインバウンド需要の回復を前提としていない。それだけに、中国人をはじめとする訪日外国人客数の増加に伴って、ブランド品・骨董品需要が回復すれば、同社の業績の追い風となるだろう。昨年12月に出店した「ALLU心斎橋店」も、集客・販売面で好影響をもたらしており、業績の上振れに期待が膨らむ。

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