レンティア Research Memo(9):連結配当性向15%以上が基本方針。2023年12月期は年間50円配当を予想
■株主還元策
コーユーレンティア<7081>は株主還元として、成長に向けた投資・財務安定性の確保に向けた内部留保と株主還元をバランスよく実施し、利益成長により1株当たり配当の安定を目指すことを基本方針としている。これに沿って、配当方針としては、収益とキャッシュ・フローの状況を考慮し、連結配当性向15%以上を目指すとしている。
これに基づき、2023年12月期の年間配当を50円(前期は45円)とすることを発表した。今後の業績動向によっては、さらなる増配の可能性もありそうだ。
また、2021年以降、毎年12月末日時点で3単元(300株)以上保有する株主を対象に、株主優待制度を導入している。これは、保有株式数と保有期間に応じて「プレミアム優待倶楽部」のポイントを進呈するもので、ポイントは旅行や食品、電化製品などの2,000種類以上の商品と交換できる。初年度は300~399株の保有で3,000ポイント、700株以上では30,000ポイントが進呈される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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提供:フィスコ