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外為サマリー:週末を控えた持ち高調整などから一時133円90銭台に軟化

 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=134円14銭前後と前日の午後5時時点に比べて45銭程度のドル安・円高となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円24銭前後と前日に比べて50銭弱のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された米経済指標が軒並み低調だったことから、米景気悪化を懸念したドル売り・円買いで一時134円01銭まで軟化した。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場も軟調にスタート。前日に米長期金利が低下したことや週末を控えた持ち高調整の動きなどが影響し、午前8時50分過ぎには133円95銭まで下押す場面があった。その後は下げ渋っているものの、ドルを押し上げる材料に乏しいことから戻りは限定的となっている。なお、総務省が朝方発表した3月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合が104.1と前年同月比で3.1%の上昇となり、伸び率は前月と同じだった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0970ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=147円16銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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