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外為サマリー:一時134円00銭近辺まで上昇、日米金利差の拡大見込んだドル買い流入

 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=133円84銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円60銭強のドル高・円安となっている。

 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円79銭前後と前日に比べて1円20銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言を受け、米長期金利が上昇したことがドルの支援材料となり、一時133円84銭まで上伸した。

 FRBのウォラー理事が14日の講演で「金融政策はさらに引き締める必要がある」などと述べた一方、日銀の植田新総裁は緩和政策を当面継続する方針を示しており、日米の金融政策の方向性の違いから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすくなっている。ただ、この日の東京市場のドル円相場は朝方に134円00銭近辺まで上昇したあとは上げ一服となっており、12日につけた直近高値134円05銭が意識されているようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0973ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0090ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=146円86銭前後と同60銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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