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ダウ先物は小幅安 JPモルガンが決算受け時間外で買い強まる 一方、ボーイングが下落=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:49)
ダウ先物 34168(-22.00 -0.06%)
S&P500 4163.25(-9.50 -0.23%)
ナスダック100先物 13110.75(-99.00 -0.75%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は小幅安。先ほど3月の米小売売上高が発表になったが、2カ月連続の減少となり、予想も下回った。高インフレと借入コスト上昇で米個人消費が冷え込んでいることを示し、FRBの早期の利上げ停止と年内の利下げ期待を正当化する内容ではあるが、それに対する株式市場の反応は限定的。

 先週末の米雇用統計から今週の米CPI、米PPIなど一連の指標を通過して、市場は5月FOMCでの0.25%ポイントの利上げ予想を固めた一方、早期利上げ停止および年内利下げ期待も同時に高めている。それを受け為替市場はドルは売りで反応しているが、本日は週末ということもあって、動意薄の展開となっているようだ。

 取引開始前にJPモルガン<JPM>の決算が発表になり、同社株は時間外で買いが強まっている。1株利益、経常収益とも予想を上回ったほか、金利上昇の恩恵を受け、純受取利息(NII)も予想以上に拡大した。また、市場が懸念していた預金残高も2.38兆ドルと予想外に拡大し、預金流出は確認されなかった。市場には安心感が広がっている模様。

 そのほか、シティグループ<C>やウェルズ・ファーゴ<WFC>も決算を発表。地銀のPNCも決算を発表していたが、ポジティブな反応を見せている。

 一方、ダウ採用銘柄の中でJPモルガンの上昇を打ち消しているのがボーイング<BA>。前日引け後に製造上の問題が報告されたとして737MAXの一部の引き渡しを停止すると発表した。ただ、運航の安全性には影響しないとしている。 737のアルミフレーム組み立ての多くを請け負うスピリット・エアロシステムズ<SPR>から12日に、この問題の報告が正式にあったと説明。

(NY時間08:58)時間外
JPモルガン<JPM> 136.69(+7.70 +5.97%)
シティグループ<C> 48.21(+0.91 +1.92%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 40.94(+1.28 +3.22%)
PNCファイナンシャル<PNC> 121.95(+0.54 +0.44%)
ボーイング<BA> 200.48(-13.11 -6.14%)

アップル<AAPL> 164.08(-1.48 -0.89%)
マイクロソフト<MSFT> 286.74(-3.10 -1.07%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 101.90(-0.50 -0.49%)
アルファベット<GOOG> 106.80(-1.39 -1.28%)
テスラ<TSLA> 183.50(-2.40 -1.29%)
メタ・プラットフォームズ<META> 218.64(-1.71 -0.78%)
AMD<AMD> 91.60(-0.49 -0.53%)
エヌビディア<NVDA> 264.55(-0.08 -0.03%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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