アクシージア Research Memo（7）：株主優待に加え配当実施を決定

■株主還元策

アクシージア<4936>は、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しつつ、これまでは経営環境の変化に対応するため財務体質を強化し、事業拡大のための内部留保の充実等を図ることが利益還元につながるものと考え、配当を実施していなかった。しかし、成長投資余力の確保と株主還元の両立を意識した経営を実践するため、2023年3月に配当実施を公表した。新たな株主方針としては、今後の成長投資は推進しつつ、継続的かつ安定的な配当を行うこととし、配当性向は毎期30%を目安とする。この方針に基づき、2023年7月期は1株当たり14.0円とし、配当性向は30.9%となる。なお、同社は株主優待制度も実施しており、毎年7月末日時点に100株以上保有している株主に対し、保有株式数に応じた同社製品を贈呈している。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　角田秀夫）

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