貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9418 UNEXT

東証P
4,940円
前日比
-20
-0.40%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.8 3.63 0.85 70.84
時価総額 2,970億円
比較される銘柄
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<動意株・11日>(大引け)=コメ兵HD、ステムリム、シンデンハイなど

 コメ兵ホールディングス<2780>=大幅高で2600円台回復。名古屋を本拠地として宝石、貴金属、時計、バッグなどのリユース事業を展開するが、訪日客の急増でインバウンド需要の取り込みが期待されている。「日本は中古高級ブランドの偽物が少ないことから外国人のニーズが旺盛。また、ロレックスなどの高級時計の市況も底入れ反転傾向をみせており、ロレックスの市況との株価連動性のある同社株に再び目が向いている」(国内投資顧問ストラテジスト)という指摘もある。

 ステムリム<4599>=物色の矛先向かいストップ高。10日の取引終了後、未定としていた23年7月期の業績予想について、最終損益が1億7000万円の黒字(前期は19億4800万円の赤字)に転換する見通しを発表。これを材料視した買い注文が集まった。塩野義製薬<4507>へ導出済みの「レダセムチド」において、急性期脳梗塞を対象としたグローバル後期第2相臨床試験が開始されることなり、開発マイルストーンを達成する見込みとなった。今期の事業収益は23億5000万円(前期は2200万円)を見込む。塩野義からマイルストーン・ペイメント4億5000万円を受領し、事業収益として計上する。また、今期中に追加の開発マイルストーンについても達成する見込みとなったといい、影響を業績予想に織り込んだ。

 シンデン・ハイテックス<3131>=上げ足強め年初来高値更新。同社は半導体や液晶を取り扱う商社で、韓国のSKハイニックスとの取引関係が厚いことで知られ、バッテリー分野などにも力を入れている。10日取引終了後、量子コンピューター向けクラウドサービスやアプリケーション開発のリーディングカンパニーであるblueqat(東京都渋谷区)と提携し、量子コンピューター市場へ参入することを発表、これが材料視され、投資資金を呼び込む格好となっている。

 USEN-NEXT HOLDINGS<9418>=マド開け急伸。2月20日につけた年初来高値2729円を大幅に上回り新高値圏に浮上している。店舗・施設向け音楽サービスや動画配信事業を手掛けるが、足もとの業績は好調に推移している。10日取引終了後に発表した23年8月期上期(22年9月~23年2月)の売上高は前年同期比17%増の1337億3200万円と大幅な伸びを達成。また、営業利益は同8%増の95億4400万円だった。好業績を背景に今期の年間配当を従来計画の18円から20円に2円増額することを発表した。好決算発表と株主還元の強化が株価を強く刺激する格好となった。

 北興化学工業<4992>=一気に底離れへ。全農系の農薬の専業大手だが、医薬中間体や電子材料など非農薬のファインケミカルも手掛ける。10日取引終了後に発表した23年11月期第1四半期(22年12月~23年2月)決算は営業利益が前年同期比25%増の23億2700万円と大幅な伸びを確保した。原価低減努力が功を奏したほか、ファインケミカル事業が好調で収益を牽引している。これを好感する買いが集中する格好となった。

 SHIFT<3697>=急伸。10日の取引終了後に発表した23年8月期第2四半期累計(22年9月~23年2月)の連結決算は、営業利益が前年同期比32.8%増の50億8200万円だった。大幅な営業増益となったことを好感した買いが集まったようだ。売上高は同35.1%増の403億4300万円だった。ソフトウェアテスト関連サービスでは顧客月額売り上げ単価が上昇した。ソフトウェア開発関連サービスも、順調なエンジニア採用などが奏功し増収増益となった。一方、投資有価証券評価損の計上を背景に、最終利益は21億8500万円(同17.9%減)となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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