安川電が反落、今期最終減益予想が買い手控え要因に
安川電機<6506>が反落した。前週末7日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。今期の売上収益は前期比4.3%増の5800億円、営業利益は同2.5%増の700億円、最終利益は同0.9%減の513億円を見込む。市場のコンセンサスを上回る見通しを示したものの、同社株は決算を期待した買いが入って発表前に上昇しており、週明けのこの日は目先の利益を確定する目的の売りに押されたようだ。最終減益の計画となったことも買い手控え要因となったとみられている。
電気自動車(EV)やリチウムイオン電池関連をはじめ、製造業での自動化・省力化に向けた設備投資が継続すると想定。受注残の消化が売上高の増加に寄与する。一方、総間接費は増加し、利益を圧迫する見通し。今期の設備投資は380億円と、前期(276億1000万円)から増額する。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円、1人民元=19円とした。年間配当は前期と横ばいの64円を予定する。
出所:MINKABU PRESS
電気自動車(EV)やリチウムイオン電池関連をはじめ、製造業での自動化・省力化に向けた設備投資が継続すると想定。受注残の消化が売上高の増加に寄与する。一方、総間接費は増加し、利益を圧迫する見通し。今期の設備投資は380億円と、前期(276億1000万円)から増額する。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円、1人民元=19円とした。年間配当は前期と横ばいの64円を予定する。
出所:MINKABU PRESS