好業績続く“中小型株”、23年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>
本特集では、今月下旬から本格化する23年3月期の本決算発表を前に、4-12月期(第3四半期累計)の業績が好調で通期計画に対する進捗率が高く、上方修正する可能性の高い銘柄を追った。
今回は足もとで増益基調が続き、24年3月期も業績拡大が期待される中小型株に注目した。下表では、時価総額が500億円以上3000億円未満の銘柄を対象に、(1)4-12月期(第3四半期累計)経常利益の通期計画に対する進捗率が80%以上、(2)同進捗率が過去5年の平均を10ポイント超上回る、(3)四半期ベースの増益が3四半期以上続いている、といった条件を満たした27社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、4-12月期の経常利益が通期計画をすでに超過している、伊藤忠食品 <2692> [東証P]、平和 <6412> [東証P]、ゲオホールディングス <2681> [東証P]、三重交通グループホールディングス <3232> [東証P]は業績上振れが濃厚とみられる。
また、四半期ベースの経常増益を8四半期以上も続けている、信越ポリマー <7970> [東証P]、加賀電子 <8154> [東証P]、ニチコン <6996> [東証P]、日本曹達 <4041> [東証P]、ケーユーホールディングス <9856> [東証S]、KOA <6999> [東証P]、上村工業 <4966> [東証S]、日伝 <9902> [東証P]、エレマテック <2715> [東証P]、日本ピラー工業 <6490> [東証P]、因幡電機産業 <9934> [東証P]、旭有機材 <4216> [東証P]は、24年3月期も安定的な利益成長が期待される。
このほか、みずほリース <8425> [東証P]、日本紙パルプ商事 <8032> [東証P]、セーレン <3569> [東証P]、芝浦メカトロニクス <6590> [東証P]は、直近3ヵ月の10-12月期に全四半期ベースの過去最高益を達成し、かつ通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄として注目したい。
四半期
対通期 ┌─ 経常利益 ─┐ 増益 予想
コード 銘柄名 進捗率 通期計画 4-12月 連続期数 PER
<2692> 伊藤忠食 116 7300 8473 7 13.8
<6412> 平和 107 25900 27793 3 13.3
<2681> ゲオHD 106 11500 12247 6 11.0
<3232> 三重交HD 106 4600 4891 4 18.4
<8425> みずほリース 99.2 35000 34713 3 6.6
<5481> 山陽鋼 94.1 22000 20691 4 7.8
<8032> 紙パル商 90.5 19000 17186 9 3.1
<9605> 東映 89.7 36300 32546 3 13.2
<7970> 信越ポリ 89.0 12500 11120 8 13.0
<8154> 加賀電子 88.7 30000 26618 9 5.9
<6996> ニチコン 88.6 13500 11960 8 12.1
<5480> 冶金工 88.1 25000 22023 7 3.6
<4041> 日曹達 88.0 23700 20849 14 8.1
<9856> ケーユーHD 87.5 9200 8054 10 7.3
<6999> KOA 87.0 10200 8877 9 8.6
<6055> Jマテリアル 85.5 11000 9407 3 29.7
<4966> 上村工 85.1 14600 12423 9 9.2
<9902> 日伝 85.0 6300 5358 8 13.5
<3569> セーレン 85.0 14900 12665 3 11.3
<2715> エレマテック 84.6 10950 9260 10 9.4
<8876> リログループ 84.1 23500 19756 7 14.5
<8424> 芙蓉リース 83.9 56000 46993 3 7.6
<6490> ピラー 82.7 12800 10585 9 8.8
<9934> 因幡電産 82.6 18200 15025 9 12.0
<4216> 旭有機材 82.5 10600 8744 8 8.1
<6135> 牧野フ 81.1 16300 13217 4 8.2
<6590> 芝浦 81.1 9600 7782 5 8.8
※経常利益の単位は百万円。対通期進捗率は経常利益の通期計画に対する4-12月期の進捗割合、単位は%。増益連続期数は四半期ベースの連続回数。3月以降に上方修正した企業は除いた。
株探ニュース
今回は足もとで増益基調が続き、24年3月期も業績拡大が期待される中小型株に注目した。下表では、時価総額が500億円以上3000億円未満の銘柄を対象に、(1)4-12月期(第3四半期累計)経常利益の通期計画に対する進捗率が80%以上、(2)同進捗率が過去5年の平均を10ポイント超上回る、(3)四半期ベースの増益が3四半期以上続いている、といった条件を満たした27社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、4-12月期の経常利益が通期計画をすでに超過している、伊藤忠食品 <2692> [東証P]、平和 <6412> [東証P]、ゲオホールディングス <2681> [東証P]、三重交通グループホールディングス <3232> [東証P]は業績上振れが濃厚とみられる。
また、四半期ベースの経常増益を8四半期以上も続けている、信越ポリマー <7970> [東証P]、加賀電子 <8154> [東証P]、ニチコン <6996> [東証P]、日本曹達 <4041> [東証P]、ケーユーホールディングス <9856> [東証S]、KOA <6999> [東証P]、上村工業 <4966> [東証S]、日伝 <9902> [東証P]、エレマテック <2715> [東証P]、日本ピラー工業 <6490> [東証P]、因幡電機産業 <9934> [東証P]、旭有機材 <4216> [東証P]は、24年3月期も安定的な利益成長が期待される。
このほか、みずほリース <8425> [東証P]、日本紙パルプ商事 <8032> [東証P]、セーレン <3569> [東証P]、芝浦メカトロニクス <6590> [東証P]は、直近3ヵ月の10-12月期に全四半期ベースの過去最高益を達成し、かつ通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄として注目したい。
四半期
対通期 ┌─ 経常利益 ─┐ 増益 予想
コード 銘柄名 進捗率 通期計画 4-12月 連続期数 PER
<2692> 伊藤忠食 116 7300 8473 7 13.8
<6412> 平和 107 25900 27793 3 13.3
<2681> ゲオHD 106 11500 12247 6 11.0
<3232> 三重交HD 106 4600 4891 4 18.4
<8425> みずほリース 99.2 35000 34713 3 6.6
<5481> 山陽鋼 94.1 22000 20691 4 7.8
<8032> 紙パル商 90.5 19000 17186 9 3.1
<9605> 東映 89.7 36300 32546 3 13.2
<7970> 信越ポリ 89.0 12500 11120 8 13.0
<8154> 加賀電子 88.7 30000 26618 9 5.9
<6996> ニチコン 88.6 13500 11960 8 12.1
<5480> 冶金工 88.1 25000 22023 7 3.6
<4041> 日曹達 88.0 23700 20849 14 8.1
<9856> ケーユーHD 87.5 9200 8054 10 7.3
<6999> KOA 87.0 10200 8877 9 8.6
<6055> Jマテリアル 85.5 11000 9407 3 29.7
<4966> 上村工 85.1 14600 12423 9 9.2
<9902> 日伝 85.0 6300 5358 8 13.5
<3569> セーレン 85.0 14900 12665 3 11.3
<2715> エレマテック 84.6 10950 9260 10 9.4
<8876> リログループ 84.1 23500 19756 7 14.5
<8424> 芙蓉リース 83.9 56000 46993 3 7.6
<6490> ピラー 82.7 12800 10585 9 8.8
<9934> 因幡電産 82.6 18200 15025 9 12.0
<4216> 旭有機材 82.5 10600 8744 8 8.1
<6135> 牧野フ 81.1 16300 13217 4 8.2
<6590> 芝浦 81.1 9600 7782 5 8.8
※経常利益の単位は百万円。対通期進捗率は経常利益の通期計画に対する4-12月期の進捗割合、単位は%。増益連続期数は四半期ベースの連続回数。3月以降に上方修正した企業は除いた。
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