三菱UFJなどメガバンクが売られる、上値重く信用買い残は直近減少傾向に
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調な値動き。米銀の相次ぐ破綻を契機とした金融システム不安が和らぎ、前日まで全体指数が戻り足を強めるなかにあって、メガバンクの戻り足の鈍さが目立つが、きょうは再び下値を試す展開となっている。メガバンクはいずれも3月中旬以降の信用買い残が個人投資家の逆張りの動きを反映して急増したが、直近週は減少に転じている。そうしたなか、前日の米国株市場では、米景気の急減速を背景にゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>など大手銀行株が軒並み軟調な値動きを示していたことで、東京市場でもこの地合いを引き継ぐ格好となっている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS