東エレクなど半導体製造装置関連は強弱観対立、米半導体株安も下値抵抗力発揮
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など売り買い交錯、半導体製造装置関連の主力銘柄は強弱観対立も底堅さを発揮している。前日の米国株市場では10年債利回りが一段と下落し終値ベースで3.41%台まで水準を切り下げたが、ハイテク系グロース株は売りに押される銘柄が多く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4日ぶりに反落した。東京市場でも足もとは米株市場の地合いに追随する形で同関連株は買い手控えムードが強い。一方、下値抵抗力も発揮している。半導体製造装置の主力どころでは、これまで相対的に強さを発揮していたのがアドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>、ディスコ<6146>などで、25日移動平均線をサポートラインに上昇基調を維持できるか目先の値運びが注目される。
出所:MINKABU PRESS
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