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ダウ平均は4日続伸 IT・ハイテク株の上げ一服でナスダックは反落=米国株前半

NY株式3日(NY時間12:28)
ダウ平均   33513.13(+238.98 +0.73%)
ナスダック   12128.23(-93.68 -0.78%)
CME日経平均先物 28200(大証終比:-50 -0.18%)

 きょうの米株式市場でダウ平均は4日続伸しているものの、ナスダックはマイナス圏で推移している。このところの上げはIT・ハイテク株が先導していたが、きょうはその動きが一服している。一方、前日にOPECプラスが予想外の減産を発表し、原油相場が急騰。時間外でエネルギー関連株が買われている状況。

 FRBの利上げ停止が視野に入り、市場では年内利下げ観測も出る中、このところ、高金利が圧迫していたIT・ハイテク株など成長株に見直し買いが入っている。市場からは「IT・ハイテク株はいまのところ、金融不安のニュースとも無縁状況で、避難先と考えられているようだ。S&P500は、マイクロソフト<MSFT>やアップル<AAPL>などのIT・ハイテクの比重が高くなっており、水準が維持されている」との指摘も出ている。

 ただ、ウォール街でも弱気で知られるストラテジストからは、20%を超えたIT・ハイテク株の上昇は持続不可能だとし、同セクターは新たな安値を付けるとの見方が出ている。

 米銀の破綻で投資家が銀行など景気敏感株を回避しているが、このローテーションはIT・ハイテク株がデフェンシブと見なされていることが一因。ただ、IT・ハイテク株はむしろ景気循環的な銘柄だという。

 きょうは3月のISM製造業景気指数が発表され予想を下回る弱い内容となった。不安定な需要と高インフレを背景に、米製造業の景況感は悪化が続いている。前回大幅な改善を見せた新規受注が今回は大きく低下し、雇用も50を下回る水準が続いている。

 今週は金曜日の米雇用統計に向けて雇用関連の重要指標の発表が相次ぐ。FRBの動向を占う上で結果を確認したい意向も強い。ただ、金曜日はグッドフライデー(聖金曜日)のため、米株式市場は休場。

 カジノ株が上昇。3月のマカオでのカジノ収入が前年比で247%急増したことが好感されている。マカオのカジノ検査調整局が土曜日に発表したデータによると、3月のマカオのカジノ収入はパンデミックの初期以来の最高の月となり、247%急増した。

 テスラ<TSLA>が4日ぶりに反落。2日に公表した1-3月期(第1四半期)の納車台数が過去最高の42万2875台となった。金利やインフレの上昇に対応した値引きが奏功した。一方、生産台数は44万808台と予想(43万2513台)を下回った。ただ、株価は冴えない反応。納車台数は過去最高ではあったものの、値下げにもかかわらず、増加幅は前期比で4%増と僅かに留まり、マスクCEOが今年初めに述べていた需要増加の持続力に疑問を投げかけている。

エクソンモービル<XOM> 115.61(+5.95 +5.43%)
シェブロン<CVX> 169.44(+6.28 +3.85%)
シュルンベルジェ<SLB> 52.05(+2.95 +6.01%)
オキシデンタル<OXY> 65.35(+2.92 +4.68%)
マラソン・オイル<MRO> 26.09(+2.13 +8.89%)
ハリバートン<HAL> 33.86(+2.22 +7.00%)

ウィン・リゾーツ<WYNN> 113.73(+1.82 +1.62%)
MGMリゾーツ<MGM> 44.49(+0.07 +0.16%)
ラスベガス・サンズ<LVS> 58.94(+1.49 +2.58%)
メルコ<MLCO> 13.03(+0.30 +2.32%)

アップル<AAPL> 164.71(-0.19 -0.12%)
マイクロソフト<MSFT> 284.91(-3.39 -1.18%)
アマゾン<AMZN> 102.24(-1.05 -1.01%)
アルファベットC<GOOG> 103.63(-0.37 -0.36%)
テスラ<TSLA> 195.85(-11.61 -5.60%)
メタ・プラットフォームズ<META> 211.45(-0.50 -0.23%)
AMD<AMD> 95.72(-2.29 -2.34%)
エヌビディア<NVDA> 275.28(-2.49 -0.90%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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