信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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2158 FRONTEO

東証G
591円
前日比
-13
-2.15%
PTS
584.5円
21:11 11/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
72.7 8.92 50.41
時価総額 233億円
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<動意株・31日>(大引け)=KPPGHD、フロンテオ、アルファクスなど

 KPPグループホールディングス<9274>=大幅反発。この日、子会社のBMエコモが日本アジア投資<8518>や長谷工コーポレーション<1808>などとともに、脱炭素電源開発事業に参画することとなったと発表。これを手掛かり視した買いが集まったようだ。参画するのは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT制度)に頼らない非FIT型の発電事業で、BMエコモは顧客の事業所で排出される木質系廃棄物や食品系の難処理バイオマスを燃料として調達。今回の事業に年間数万トン規模のバイオマス燃料を供給する予定という。

 FRONTEO<2158>=上げ足が止まらず。今週に入り商いを伴い一気に底離れの動きとなり、きょうは一時8.9%高と値を飛ばし、2月中旬以来となる800円台を回復する場面があった。自然言語解析AIなどを活用し、リーガルテック事業のほかヘルスケア分野にも展開している。東京市場では自然言語AI技術に絡む銘柄を軸にAI関連株人気が急速に高まっており、出遅れていた同社株もこの流れに乗っている。そのなか、同社も直近は株価刺激材料を矢継ぎ早にリリースしており、前日は同社開発の転倒転落予測AIシステム「Coroban」が「地域における医療提供体制の確保に資する設備の特別償却制度」の対象になったと発表、これが投資資金の攻勢を加速させる手掛かり材料となっている。

 アルファクス・フード・システム<3814>=大幅高で3日続伸。同社はきょう、USEN-NEXT HOLDINGS<9418>傘下のUSENと外食産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化推進で業務提携したと発表しており、これが材料視されたようだ。アルファクスの強みである食材在庫管理や自動発注システムの「飲食店経営管理システム」「FOOD GENESIS」と、USENの飲食店向けタブレットPOSレジ「USENレジFOOD」とをシステム連携。これにより、売り上げの混在集信が可能になるため、外食チェーン店では業態や店舗規模にあわせたより最適なシステムの選択ができるようになるという。

 アイ・アールジャパンホールディングス<6035>=急反発。30日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高の見通しを54億3700万円から60億600万円(前期比28.5%減)、最終利益の見通しを3億9000万円から5億9200万円(同75.7%減)に引き上げており、買いを誘う要因となったようだ。顧客からのエクイティ・コンサルティングの追加受託があり、売上高が上振れする見込みとなった。第三者委員会調査費用の大幅な増加があった一方で、経費削減の影響も寄与するという。

 ハニーズホールディングス<2792>=一気に昨年来高値更新。30日の取引終了後に23年5月期第3四半期累計(22年6月~23年2月)の決算を発表し、営業利益は前年同期比2.1倍の35億3000万円と大幅増益だった。あわせて期末配当の増額も発表しており、これらを好感した買いが集まっている。6~2月期の売上高は同15.7%増の374億8400万円で着地した。新型コロナウイルスの影響が緩和し、外出機会が回復したことが追い風となった。商品価格の一部見直しやEC事業の伸長が寄与した。増配については、従来20円としていた期末配当予想を25円に見直した。これにより、年間配当は45円(前期35円)となる見込みだ。

 西日本フィナンシャルホールディングス<7189>=大幅高。九州を基盤とする金融持ち株会社で利益は23年3月期を底に回復トレンド入りが見込まれている。株価指標面ではPERが5倍台、PBRは0.2倍台と非常に低い水準にある。特に低PBR是正については、東証の働きかけもあって対応が求められる流れにある。そうしたなか、同社は30日取引終了後に株主還元姿勢を強化することを明示、総還元性向の目安を30%程度から40%程度に引き上げると発表した。これが評価され投資資金を引き寄せる格好となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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