三菱UFJ、第一生命HDなど再び売られる、クレディ・スイス株暴落で不安心理増幅
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750>など大手生保株が再び売り優勢となっている。前日の欧米株市場では金融不安が広がることへの懸念から金融セクターへの売りが目立ち、全体相場を押し下げている。スイスの金融大手クレディ・スイス<CS>の経営不安が取り沙汰されるなか、前日に同社株が暴落し上場来安値を更新したことで、他の銀行株にも売りが波及する流れとなっている。東京市場でもリスク回避目的の売りが銀行や保険セクターに波及している。ただ、スイス中銀が必要であればクレディ・スイスへの流動性供給を行うとの声明を出したことで、前日の米国株市場では取引後半に主要株価指数が急速に下げ渋っており、東京市場でも金融株を中心に売り一巡後は下げ幅を縮小する可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
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