<注目銘柄>=PAコンサル、タレントパレット顧客増が計画上回る
プラスアルファ・コンサルティング<4071>は高成長期待を背景に上値を目指す展開が予想される。
同社は、ビッグデータを可視化するプラットフォームのクラウドサービスが主な事業。主力は社員情報を分析して、人材育成、最適配置など人事施策に活用する「タレントパレット」だ。
2月13日に発表した第1四半期(22年10~12月)連結決算は、営業利益が7億6100万円となった。今期から連結決算に移行したため単純比較はできないものの、会社側によると前年同期比11.2%増となり、計画を上回って順調に推移しているという。利益率の高いタレントパレット事業で顧客数が前期末比113件増と四半期として初めて100件を超える増加で1103件に拡大。解約率も低位安定で推移したことが寄与した。
少子高齢化や働き方の多様化で労働力不足が深刻化しているなか、大企業を中心に人事施策改革意欲が高まっていることなどがその背景にあるもよう。会社側では23年9月期末に同事業の顧客数1336件を見込むが、第1四半期が計画を上回ったことから、超過達成も期待できる。
また、タレントパレット事業以外の見える化エンジン、カスタマーリングスも導入数の増加傾向が継続中。23年9月期は営業利益34億円(前期比27.6%増)を見込むが、足もとの状況から上振れの可能性は十分。24年9月期は同50億円弱を見込むところもある。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社は、ビッグデータを可視化するプラットフォームのクラウドサービスが主な事業。主力は社員情報を分析して、人材育成、最適配置など人事施策に活用する「タレントパレット」だ。
2月13日に発表した第1四半期(22年10~12月)連結決算は、営業利益が7億6100万円となった。今期から連結決算に移行したため単純比較はできないものの、会社側によると前年同期比11.2%増となり、計画を上回って順調に推移しているという。利益率の高いタレントパレット事業で顧客数が前期末比113件増と四半期として初めて100件を超える増加で1103件に拡大。解約率も低位安定で推移したことが寄与した。
少子高齢化や働き方の多様化で労働力不足が深刻化しているなか、大企業を中心に人事施策改革意欲が高まっていることなどがその背景にあるもよう。会社側では23年9月期末に同事業の顧客数1336件を見込むが、第1四半期が計画を上回ったことから、超過達成も期待できる。
また、タレントパレット事業以外の見える化エンジン、カスタマーリングスも導入数の増加傾向が継続中。23年9月期は営業利益34億円(前期比27.6%増)を見込むが、足もとの状況から上振れの可能性は十分。24年9月期は同50億円弱を見込むところもある。(温羅)
出所:MINKABU PRESS