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7804 ビーアンドピー

東証S
1,691円
前日比
-3
-0.18%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.7 1.18 3.55
時価総額 39.0億円
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ビーアンドピー---1Q増・大幅な増益、事業再編に加え3つの戦略を実行


ビーアンドピー<7804>は8日、2022年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)決算を発表した。売上高が前年同期比2.6%増の6.09億円、営業利益が同11.2%増の0.34億円、経常利益が同13.2%増の0.35億円、当期純利益が同351.1%増の0.23億円となった。

同社は、アフターコロナを見据えて着実な成長を図るため、当第1四半期より、従来のインクジェットプリント事業、デジタルサイネージ事業、デジタルプロモーション事業の3区分を、セールスプロモーション事業、ウェブプロモーション事業の2区分に再編し、シェア拡大、機能拡大、及び、領域拡大の3つの戦略を実行してきた。

セールスプロモーション事業においては、シェア拡大のため、2022年11月に京都営業所を開設し、アフターコロナにおけるインバウンド増による販促広告需要の獲得のため、並びに、2025年の大阪万博開催による販促広告需要を視野に入れ、関西エリアの営業の強化を図った。また、名古屋、福岡の両拠点では、営業人員を増強して体制の強化を行い、さらに、主要な事業拠点である大阪、東京、横浜の各エリアでは、営業部門において情報や知識の共有・連携を強化することにより人材育成効果の最大化を図ると同時に、顧客満足度の向上に努めている。機能拡大については、同社が主として扱っている多品種少量生産型のインクジェットプリントに加えて、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、オンデマンド印刷等の少品種多量生産型の案件に対応する社内制作体制及び外注先との協業体制を構築し、順調に受注を獲得している。また、デジタルサイネージ事業においては、ハード機器の拡販に加えて、映像を配信できるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の導入提案を積極的に進めている。領域拡大については、成長市場とされるキャラクタービジネス市場において、インクジェットプリント事業で培ってきた印刷ノウハウや保有設備を活用し、オーダーグッズ制作に参入した。キャラクターグッズを扱う法人やコンテンツホルダーとの連携を見据えて、まずは既存顧客を中心に販売促進用グッズの受注生産を行い、実績を積んでいる。

ウェブプロモーション事業においては、デジタルプロモーション事業で培ったネットショップの運営サポートを自社ECサイトの運営に活かすべく、自社ECサイトの運営とデジタルプロモーション事業を統合した。また、サインディスプレイ専門サイト「インクイット」に加え、新たなネット通販サイトの開設準備を進めた結果、オンリーワンのオリジナルグッズが作れるサイト「オーダーグッズラボ」を2月1日にオープンした

2023年10月期通期の業績予想については、売上高が前期比9.8%増の32.00億円、営業利益が同8.8%増の4.09億円、経常利益が同8.5%増の4.09億円、当期純利益が同9.0%増の2.62億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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