アーバネット Research Memo(7):「建物外壁の照明構造」について特許取得に成功
■主なトピックス
アーバネットコーポレーション<3242>は、2022年11月17日に「建物外壁の照明構造」について特許取得したことを公表した。一般に大型の建物において複数階にわたる範囲をライトアップするには、建物自体または建物外部の周囲に設置された強力な投光器により強い光で照射するものが多く、全体を均一な明度でライトアップすることは容易ではない。本発明は、建物を直接照明することなく、建物外壁に複数階にわたって上下方向に適度な明度の間接光を照射してライン状の間接照明とすることで、スッキリとしたデザイン性を損なうことなく、均一な明度で建物外壁をライトアップすることを可能とするものである。既に同社が開発した新高円寺プロジェクト※(2020年竣工)にて活用されており、高い評価を得る要因の1つとなっている。同社では、今回の特許取得に限らず、今後もデザイン性が高く、住み心地の良いマンションを世の中に提供できるよう研究開発に努める方針である。
※本物件は、全住協の第11回優良事業表彰において、中高層分譲住宅部門(ワンルーム)で優良事業賞を受賞している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
《SI》
提供:フィスコ