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ダウ平均は5日ぶりに大幅反落 パウエル証言でタカ派な雰囲気広がる=米国株前半

NY株式7日(NY時間12:29)
ダウ平均   33111.46(-319.98 -0.96%)
ナスダック   11640.09(-35.65 -0.30%)
CME日経平均先物 28075(大証終比:-245 -0.87%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は5日ぶりに大幅反落。下げ幅は一時400ドルを超えた。本日はパウエルFRB議長の上院での議会証言が行われ、市場にはタカ派な雰囲気が広がっている。議長は「正当化されるなら利上げスピード加速の用意」と述べたほか、「利上げの到達水準は想定より高くなる可能性が高い」とも言及した。

 議長が利上げペースに言及したことで、想定以上にタカ派な印象が市場に広がり、株式市場ではネガティブな反応が強まっている。短期金融市場では3月FOMCの0.50%ポイントの大幅利上げを織り込む動きも出ている。また、ターミナルレート(最終到達点)の5.50-5.75%を想定した動きも見られている状況。

 市場では今回の議長の証言はタカ派姿勢は継続するものの、バランスを取って来るのではとも見られていただけに、想定よりもタカ派な印象が強いようだ。

 米10年債利回りが前日付近で推移していることもあり、IT・ハイテク株の一角は値を保っている印象もあるが、そのほかのエネルギーや銀行、産業が下落。薬品や小売りも売りに押されている。

 メタ・プラットフォームズ<META>が上昇。今週にも数千人規模の新たな人員削減を行う予定だと伝わった。同社は昨年11月にも全従業員の13%に相当する1万1000人余りを減らす初の大掛かりな人員削減を発表したが、組織の一層の効率化を図るため合理化をさらに進める。

 取引開始前にスポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズ<DKS>が決算を受け大幅高。他の裁量消費の小売りが冴えない中、スポーツ用品に対する消費者の需要は堅調に推移していることが示された。

 体重管理プログラムを提供するWWインターナショナル<WW>は決算は冴えなかったものの急伸。同業のテレヘルスのプラットフォーム「シーケンス」を1.06億ドルで買収すると発表した。

ディックス・スポーティング<DKS> 146.60(+14.46 +10.94%)
WWインターナショナル<WW> 5.74(+1.87 +48.19%)

アップル<AAPL> 152.69(-1.14 -0.74%)
マイクロソフト<MSFT> 255.86(-1.01 -0.39%)
アマゾン<AMZN> 94.86(+1.11 +1.18%)
アルファベットC<GOOG> 95.17(-0.41 -0.43%)
テスラ<TSLA> 192.16(-1.66 -0.85%)
メタ・プラットフォームズ<META> 187.60(+2.70 +1.46%)
AMD<AMD> 83.82(+2.66 +3.28%)
エヌビディア<NVDA> 240.45(+4.95 +2.10%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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