貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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7201 日産自動車

東証P
406.3円
前日比
-5.7
-1.38%
PTS
407円
23:57 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.26 2.43
時価総額 15,090億円
比較される銘柄
ホンダ, 
トヨタ, 
マツダ

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<動意株・7日>(大引け)=サイフューズ、コナミグループ、ステムリムなど

 サイフューズ<4892>=5日ぶり大幅高。午前11時ごろ、日立グローバルライフソリューションズ(東京都港区、以下日立GLS)とともに、台湾メタテックAP社及び台湾日立アジアパシフィック(THAP)社と再生医療の発展を目的とする協業へ向けた基本合意書を締結したと発表しており、好材料視されている。サイフューズは、日立GLSと20年から再生・細胞医療分野における再生医療等製品の新たな製造設備モデルの構築・運営の共同開発を進めており、再生医療用細胞の製造・販売を行う合弁会社を設立するなど、再生医療事業で連携するメタテックAP社、THAPと協業することで、再生医療の発展に貢献するための取り組みを台湾地域においても行うという。具体的な協業内容などは今後協議する予定。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。

 コナミグループ<9766>=6連騰と戻り鮮明。国際オリンピック委員会(IOC)主催の「オリンピックeスポーツシリーズ」と題した大会が新設され、予選を経て6月22~25日にシンガポールで決勝を行うことが発表されたが、その競技タイトルとして、同社の『WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球』が採用されており、その関連株として人気を博している。株価はここ2カ月近くにわたり5800~6500円のゾーンの往来が続いているが、きょうは6410円まで上値を伸ばし26週移動平均線とのマイナスカイ離も解消、ボックス上限突破に期待がかかる。

 ステムリム<4599>=大幅反発。6日の取引終了後、塩野義製薬<4507>へ導出済みの再生誘導医薬開発品「レダセムチド」について、弘前大学で実施した変形性膝関節症の患者を対象とする第2相試験において主要評価項目を達成したと発表した。これを材料視した買い注文が入ったようだ。重篤な有害事象や本剤との関連性が認められると判定された副作用は認められず、安全性についても確認されたという。

 ダイワ通信<7116>=ストップ高。6日の取引終了後、回転寿司コンベア機を手掛ける石野製作所(石川県金沢市)の協力の下、AIカメラを活用した迷惑行為検知AIカメラシステムの企画・開発に着手すると発表したことが好感されている。回転寿司店舗での迷惑行為を撮った動画をSNSに投稿する問題が相次いでいることを受けて着手するもので、回転寿司店舗にAIカメラを設置して実証実験を行い、画像認識及び行動分析機能を用いた通知システムの企画・開発を進めるという。更に、迷惑行為を未然に防ぐことを目的としたAIカメラと回転寿司コンベア機との連携による警告システム、またその他飲食店舗でも活用できる迷惑行為防止AIカメラシステムの企画開発にも取り組むとしている。なお、同件による23年3月期業績に与える影響は軽微としている。

 安永<7271>=連日の急騰劇。前週1日と2日に連続ストップ高に買われた後、週末3日は上昇一服となったものの小幅安にとどめ、前日は3度目のストップ高で4ケタ大台に乗せていた。東京都が新築マンションや中古マンションへの設置を軸に電気自動車(EV)充電器の増設に本腰を入れる構えにあるが、国内でもインフラ拡充により今後EVの普及が加速する可能性が出てきた。「昨年6月に発売した日産自動車<7201>の軽EV『サクラ』は既に4万台近い受注を獲得しているもようで、EVは以前と比べかなり身近なものになりつつある」(中堅証券ストラテジスト)とし、株式市場でも関連銘柄に再び物色の矛先が向いている。そのなか、安永は中期経営戦略として次世代パワー半導体やリチウムイオン電池など二次電池などへの展開を図っているほか、インバーターハウジングやトランスアクスルケースなど電動化領域でも実績が高く、EV関連銘柄の一角として存在感を高めている。

 さいか屋<8254>=急伸。老舗百貨店で神奈川県藤沢を主力とするが業績はここ数年来苦戦が続いている。しかし、足もとではコロナ禍の影響が一巡し損益改善色をみせている。6日取引終了後に23年8月期上期(22年9月~23年2月)の業績予想の修正を発表した。営業利益は従来予想の3200万円から5500万円に増額しており、これを手掛かり材料に上値を見込んだ短期資金が流入した。株価は1月末に突発人気化し、それ以降は上下にボラティリティの高い値動きを続けており、マーケットの注目が集まりやすい。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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