エコモット---配筋検査ARシステム『BAIASR』に電子小黒板機能を追加
エコモット<3987>は21日、同社の「配筋検査ARシステム『BAIASR』(以下BAIAS)」において、工事検査写真の改ざん検知に対応した電子小黒板機能を追加し、提供を開始したと発表した。
鉄筋コンクリート構造物の配筋検査では、検査時に写真撮影を行い、記録を残す。その撮影の際には、原則として工事名や工種などを記載した黒板を映す必要があるが、黒板の持ち運びや記入に係る手間を軽減するため、検査写真の電子納品においては、信憑性を担保した上で黒板を電子化する技術の活用が認められている。
同社のBAIASは、一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会が提供する信憑性確認(改ざん検知)機能に対応し、同協会による信憑性確認(改ざん検知)機能検定および小黒板情報連携機能検定に合格したことから、バージョンアップの運びとなった。
同社は、実装された追加機能が工事検査写真の電子納品にも対応することから、検査プロセス省力化への貢献が見込まれるとしている。
《SI》
提供:フィスコ