日本アジア投資---事業承継ファンド「サクセッション2号投資事業有限責任組合」が10億円増額
日本アジア投資<8518>は28日、あおぞら銀行<8304>と共同設立したファンド運営会社AJキャピタルが運営する事業承継ファンド「サクセッション2号投資事業有限責任組合」が、新たな出資者を迎えファンド総額を10億円増額したことを発表。今回の増額により、同ファンドの総額は、1号ファンドの総額30億円を上回る37億円に達した。今回の新たな出資者は、愛媛銀行<8541>・鹿児島銀行・京葉銀行<8544>・荘内銀行・北都銀行。
同ファンドは、2017年6月に設立した「サクセッション1号投資事業有限責任組合」の後継ファンドであり、スモールキャップゾーンを主な投資ターゲットとしている。全国の地域金融機関と連携して、取引先である中小企業の事業承継問題に対し、あおぞら銀行と同社の長年に亘る投資やM&Aに関する豊富な知見・実績を結集して、資本政策の立案、投資、および投資後の様々な経営支援の実施により、円滑な事業承継を実現することを目的としていく。なお、同ファンドは、ファイナルクローズ時のファンド総額は40億円以上を予定している。
《SI》
提供:フィスコ