阪急阪神が小幅に3日続伸、国内有力証券は目標株価4400円に引き上げ
阪急阪神ホールディングス<9042>が小幅に3日続伸。岩井コスモ証券は27日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を4200円から4400円に引き上げた。経済正常化が想定よりも早く進捗したことに伴う特需や一時的な押し上げ要因も加わり、同社は第3四半期の決算発表とともに、23年3月期業績見通しの2度目となる上方修正を発表している。来期はコロナ関連業務のはく落などで、業績の伸びは抑えられる見通し。ただ、中期的な視点からは、早めの回復に伴いキャッシュフローは想定よりも獲得できるとみられるほか、資本効率を高める取り組みを着実に行っている点なども評価。株価は、コロナ禍で苦戦していた頃の水準にあり、同証券では割安感を指摘している。
出所:MINKABU PRESS
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