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株価指数先物【引け後コメント】 FOMC議事要旨が警戒され2万7000円に接近、NT倍率は低下傾向を継続


大阪3月限
日経225先物 27130 -320 (-1.16%)
TOPIX先物 1975.5 -20.0 (-1.00%)

 日経225先物(3月限)は前日比320円安の2万7130円で取引を終了。寄り付きは2万7240円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7255円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。その後、75日移動平均線が支持線として意識されるなか、2万7290円まで下げ渋る動きが見られた。ただし、仕掛け的なショートにより支持線を割り込むと、ヘッジに絡んだショートが加わる格好で下げ幅を広げ、前場終盤にかけて一時2万7020円まで売られた。節目の2万7000円近辺まで一気に下げことで、ランチタイムで下げ渋ったものの、祝日を前にリバウンド狙いのロングは入りづらく、後場は2万7070円~2万7130円の狭いレンジ推移を継続した。

 日経225先物は、1カ月ほど支持線として機能していた75日線を明確に下回ったことにより、下へのバイアスが強まった。ただし、節目の2万7000円近辺まで一気に下げたことで、突っ込み警戒感が強まったほか、一目均衡表の雲上限水準までの下げにより、その後は短期筋のカバーが入ったようである。もっとも、戻りは鈍く、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への警戒が強いことがうかがえた。

 グローベックスの主要な米株先物は小幅ながらプラス圏で推移していることもあり、米国市場でも前日の大幅な下落によって持ち高調整が進んだ可能性がありそうだ。東京市場も2万7000円近辺までの調整によって、若干ながらショートに傾いていると考えられる。祝日明け後の24日に日銀の次期総裁候補になった植田和男氏の所信聴取のほか、1月の米個人消費支出(PCEデフレーター)の発表が予定されているため、方向感をつかみづらくさせそうである。

 ただし、2万7000円水準で底堅さが見られるようだと、植田氏の所信聴取後にいったんリバランスへと向かわせよう。なお、NT倍率は先物中心限月で13.73倍に低下し、一時13.70倍を付けた。前日の安値を下回っており、小動きながらも低下傾向を継続しているため、グロース株主導のリバウンドをみせられないと、ヘッジを考慮したNTショートのポジションが積み上がろう。

 手口面では、日経225先物はJPモルガンが1270枚、ソジェンが1120枚、ドイツが800枚、バークレイズが610枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが2660枚、モルガンSが660枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが1170枚、モルガンSが1040枚、JPモルガンが750枚、クレディスイスが560枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが2880枚、ABNアムロが940枚、バークレイズが550枚程度の買い越しだった。

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