日経平均テクニカル:小反落、一時25日線割れ
21日の日経平均は小反落した。5日移動平均線下方で推移し、25日線を下回る場面があった。ローソク足は小陰線の胴体部分が12.99円と前日(34.81円)から一段と細り、上下にヒゲを出す十字線を示現して足元の売り買い拮抗状態を確認する形状となった。25日線は上昇を続けて大勢強気を示唆しているが、プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は132.57%と依然として過熱ゾーン下限の130%を上回っており、上値の重い相場がさらに継続する可能性が意識される。
《CS》
提供:フィスコ