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株価指数先物【引け後コメント】 短期トレードは前場で一巡し、後場は狭いレンジでこう着


大阪3月限
日経225先物 27520 +60 (+0.21%)
TOPIX先物 1999.0 +10.5 (+0.52%)

 日経225先物(3月限)は、前日比60円高の2万7520円で取引を終了。寄り付きは2万7480円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7505円)にサヤ寄せする格好から、小幅に買いが先行して始まったが、現物の取引開始直後に軟化すると、一時2万7400円まで売られる場面が見られた。ただし、ナイトセッションの安値は割り込まず、前場半ばにかけてはショートカバーと見られる動きにより2万7510円まで買われた。後場は概ね2万7470円~2万7510円辺りでこう着が継続するなか、終値で2万7520円と日中の高値を付けた。

 日経225先物は市場参加者が限られるなか、スキャルピング中心のトレードだったとみられる。朝方には円相場の動向をにらみながら、若干ショートが入ったものの、前場半ばにはショートカバーの動きとなり、その後は50円幅程度でのこう着だった。20日の米国市場はプレジデントデーの祝日で休場となるため、ナイトセッションでも2万7500円近辺でのこう着となろう。

 日経平均株価は引け間際に買いが入り、本日の高値で終えた。もっとも、後場の値幅は30円程度であり、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]やソフトバンクグループ <9984> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]などのグロース株に持ち高調整に伴うショートカバーが入った影響のようだ。明日も方向感は出にくいだろうが、米国では21日に2月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)、2月の米サービス部門PMIのほか、ウォルマート<WMT>の決算が発表されるため、引けにかけてはリバランスが入りやすいと考えられる。

 NT倍率は先物中心限月で13.76倍に低下した。チャート形状では、切り下がる5日移動平均線が25日線を割り込むデッドクロスの示現により、5日線に上値を抑えられる調整となる。1月下旬の直近安値水準を下回ってきたため、目先的には1月16日に付けた安値13.62倍辺りが次第に意識されてくる可能性がありそうだ。日経225先物が2万7500円を挟んでこう着するなか、TOPIX先物は緩やかなリバウンド基調を継続しており、昨年11月下旬以来の水準を捉えてきたため、NTショートによるスプレッド狙いのトレードが入りやすい。

 手口面では、日経225先物はソジェンが400枚、ドイツが280枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが800枚、BofAが290枚、モルガンSが210枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はBNPパリバが1440枚、JPモルガンが620枚、ドイツが390枚、みずほが390枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが850枚、バークレイズが710枚、BofAが440枚程度の買い越しだった。

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