東エレク、レーザーテクなど半導体製造装置関連株が軟調、米長期金利上昇を背景にSOX指数は2.5%安
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が売り優勢の展開となっている。前日の米国株市場では、1月の卸売物価指数(PPI)が事前コンセンサスを上回る強い内容であったことで、金融引き締め長期化への思惑が高まり米長期金利が一時3.87%まで上昇、これを受けてハイテク系グロース株には見送りムードが強まった。そのなか、アプライド・マテリアルズ<AMAT>やエヌビディア<NVDA>など半導体主力株に売りが目立ち、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は終値ベースで2.5%安に売られている。東京市場でも半導体関連株は目先利益確定の売りに押される展開を余儀なくされている。
出所:MINKABU PRESS
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