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6776 天昇電気工業

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天昇電気工業---3Qは2ケタ増収・大幅増益、成形関連3事業が2ケタ増収に


天昇電気工業<6776>は14日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.1%増の176.68億円、営業利益が同158.6%増の5.68億円、経常利益が同121.2%増の6.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同151.9%増の4.93億円となった。

日本成形関連事業の売上高は前年同期比20.5%増の144.79億円、セグメント利益は3.42億円(前年同期は0.34億円の損失)となった。納入先である自動車メーカーの完成車工場で操業停止や減産が引き続き実施されたものの、生産量は回復傾向にある。また2021年7月より連結子会社とした竜舞プラスチックの売上も寄与した。

中国成形関連事業の売上高は前年同期比72.1%増の5.92億円、セグメント利益は同193.4%増の0.83億円となった。主要顧客からの受注が大幅に増加したことに加え、利益率の高い受注も好調に推移した。

アメリカ成形関連事業の売上高は前年同期比25.5%増の23.79億円、セグメント損失は0.38億円(前年同期は0.48億円の利益)となった。半導体の供給不足は続いているものの、家電等の生産量は回復傾向にある。一方、メキシコ第二工場新設に伴う先行経費を計上しており、コストは増加した。

不動産関連事業の売上高は前年同期比0.1%減の2.15億円、セグメント利益は同0.1%増の1.75億円となった。相模原市の土地・建物、二本松市所在の土地から構成されている。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.4%増の240.00億円、営業利益が同165.7%増の6.00億円、経常利益が同52.0%増の5.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同42.2%増の3.50億円とする期初予想を据え置いている。

《NS》

 提供:フィスコ

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